大塚 信之介 :弁護士・平成13年法政大学法学部法律学科卒業(敬称略)

権力に迎合せず当事者の立場に立ち切る姿勢

浅野目義英先生には、大学の先輩として、日頃よりお付き合いいただいております。
弁護士をしていますと、法律的な問題よりも、行政の問題として解決したほうが良い相談も受けます。そのような場合には、浅野目先生のお知恵をお借りしたり、場合によっては、浅野目先生に相談にのっていただいたりすることがあります。
私が浅野目先生と接していて感じるのは、「浅野目先生は、本当に真っ直ぐな人だな。」というところです。浅野目先生は、正しいと思ったことを真っ直ぐに実現しようとされる方です。そして、なによりも実行力があります。
 
何度か浅野目先生の県政報告会に出席させていただく機会がありました。県政報告会では、浅野目先生が取り組まれてきたことを具体的に紹介されます。このような県政報告会を実施されている県議の先生はそう多くないのではないでしょうか?
浅野目先生の実績は、多くの市民・県民の声に耳を傾け続けた現れでもあります。市井の声を拾い県議会での活動を通じて行政につなげ実現していくことが県議の仕事ですが、浅野目先生は、まさにそれを実直に続けられています。そして、それは、権力に迎合せず当事者の立場に立ち切る姿勢をもっている浅野目先生だからなし得ることだと思います。
 
数ある浅野目先生の取り組みの中でも私が素晴らしいと思ったのは、「児童養護施設の子供たちに進学の夢を」として、児童養護施設出身者などの大学進学の実質的な機会均等を図るため高校校長推薦の上限に特例を設ける取り組みを実現させたことです。立教大学、早稲田大学、青山学院大学が児童養護施設出身者の学費を免除したり、推薦入学制度を導入するなどしたりしているなか、埼玉県がもつ唯一の大学である県立大学で取り組めないかとの提案を議会で行い、実現につながりました。日頃より、児童養護施設を訪問されている浅野目先生だからこそ着眼できたテーマであり、スピード感をもって取り組む浅野目先生だからこそ、実現できた問題だと思います。
 
浅野目先生は、地方政治の議員は、国政政党の下請けであってはならないと訴えます。非常に心に響く訴えです。市民や県民に身近な存在としてあり続け、そしてどんなに小さな声でも耳を傾け、問題を発見し、解決に導く地方議員が一人でも多く増えれば、私たちの地域社会はもっとよいものになると思います。
 
そのためにも、浅野目先生は、引き続き埼玉県議会に必要な人だと思います。
浅野目先生の活躍を期待しています。