【埼玉県公立高校入試の特例などについて】

15歳のみなさんの“春”を目指す戦いも最終盤です。
埼玉県教育局、は16日、2021年度の県公立高校の入学者志願者数を発表しました。全日制は139校の入学許可予定者3万6040人(転編入学者らを除く)に対し、3万9475人が志願。倍率は1・10倍で前年度比0・02ポイント下落しました。定時制は2080人の入学許可予定者数(同)に対し、1059人が志願。倍率は0・51倍でした。

また、埼玉県教育委員会は9日、新型コロナウイルスに感染するなどして、今春の公立高校入試を受験できなくなった生徒のための特例の学力検査を来年3月12日に行うと発表しました。

通常の学力検査は2月26日に実施され、当初から、インフルエンザ流行への備えとして追検査日を3月3日に設定されていました。しかし、新型コロナの感染者や濃厚接触者は14日間の健康観察期間が必要となるため、追検査日にも受験できないケースが起きかねないと判断され、特例検査日を設けることになりました。

通常の学力検査と追検査、特例検査は、3回とも異なる問題が出題されます。特例検査日にも受験できなかった場合は、調査書(内申書)による選抜が行われます。

この他、一つの会場に入る受験生の数を減らす。一部の自治体を除き出願方法を従来の窓口持参方式から郵送方式に変更したりする。昼食時を除きマスクの着用を義務付ける。などの新型コロナ感染防止対策が実施されます。

通常入試の入学許可候補者(合格者)発表は、3月8日(月)です。
“春”まで、あと一歩です。

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