【今年も大変お世話になりました。ありがとうございました。新年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。】

今年も遡れば、印象深い実に多くのドラマに遭遇させて頂いてきました。
そのことに、胸に手を当て深く感謝します。

「ゆく河の流れは絶ずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」『方丈記』。
川の流れのように、幸せも、悲しみも、時とともに過ぎていくのです。こんな現代語訳でしょうか。
800年以上も前に、宇宙を了解していた鴨長明に驚かされます。

この有名な書き出しの意味を理解すると、どんな困難、無理解に出会っても、超然と乗り越えていける力が湧いてきます。

生涯忘れられない人との出会い、私が粛然とさせられる人との出会い…。そして天界に去られた方との別れ。

ここに至り幾百、幾千もの方々の顔が、それぞれ朧気にまた鮮明に、胸に浮かんできます。全て私をつくってきた出会いと別れでした。無駄ものはひとつもありませんでした。

年がゆっくり変わります。
静かに年末年始を迎える方もいれば、境目無く働き詰めの方もいらっしゃいます。細やかな幸福を願う誰もの大きな幸せを心から念じたいと思います。

何びとにも未知な新年の扉が間も無く開きます。

密やかに誰が用意してくれているのか、
密やかに何が待ってくれているのか。
不思議に満ちたことです。

みなさまの素晴らしい新年を額づいて祈ります。
100年先の理想社会を見つめ、不条理に立ち向かう人々とともに戦い、一所懸命働くことを誓います。
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