【トラスト協会保全地を調査】

さいたま市の緑区の東部にあり、見沼代用水東緑に沿い、平成2、3年(1990年、1991年)に「さいたま緑のトラスト保全地1号地」となった地域また上野田斜面林を訪れました。
NPO法人エコエコの加倉井憲一さん(代表理事)と加倉井範子さん(副代表理事)に丁寧に現地説明をいただきました。
見沼たんぼの洪積台地には、斜面に沿って線状に雑木林が連なっていて、「見沼の斜面林」として有名です。
斜面林は、貴重な動植物の生息環境を提供してくれるとともに、周辺農家の住宅地の環境を調整し、見沼代用水、水田と三位一体でその景観が出来上がったのです。
早春の一日、素晴らしい調査となりました。

写真の植物は、近危急種=準絶滅危惧種NT(Near Threatened)のノウルシ。トラスト保全1号地の向かい側に位置している南部領辻遊休地(マルコと呼ばれる)湿地に生育していた。

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