【核廃絶。被爆の記憶を次世代へ継承する】

埼玉県原爆死没者慰霊式に参列。
間も無く投下から77年。
世界初の民間人への原子力攻撃。これにさらされ,惨たらしい死をもたらされた将来ある罪ない余りに多くの人々。

埼玉県にも原爆被爆者は少なくない数いらっしゃる。
令和3年亡くなられた90柱が加えられ、1893柱の原爆死没者名簿が奉納された。
そして、被爆者健康手帳の所持者は、年度末で県内に1586人。

生存者たち、御遺族たちは、自分たちが次世代へ残していかなければならない事柄の使命感を強烈に感じ、焦燥感も感じていらっしゃるはずだ。
私たちも、原爆雲の下で起きた人類史上最悪な悲劇を胸に、その感情を共有しなければならない。

写真は、昔からお世話になっている桑原さん。「母のお腹にいる時に被爆した」そうだ。母と子の気持ちを推し量り何とも言い様のない気持ちになった。

会場では、廃墟になった広島から持ち帰られ、見沼区常泉寺で灯され続けている平和の火も運ばれ、会場の一隅を燦爛と照らした。

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