相寄り営む社会の一人として
埼玉県精神障害者家族会連合会(愛称・埼玉のぞみ会・岡田久実子会長)は、精神疾患・障害をもつ人の家族会の相互交流そして団結促進を活動の主たる目的として活動されている団体です。
精神疾患・精神障害を持つ人の保健・医療、住まい、就労、人権の向上、暮らしの中で、人としての尊厳・自立が求められるのは、必要なことです。
本日は、『令和3年度埼玉県施策、予算編成に対する要望書』を提出するに当たり、県当局との話し合いが持たれました。
精神保健福祉手帳2級を持つ多くの方は、自立生活が可能な収入を得る職業に継続して就くことが困難です。よって収入は障害年金のみの者が大半であり、精神科も含めた医療費は老齢年金で暮らす親の大きな負担となってしまっているのが現実です。
このような情勢から「 重度心身障害者医療費助成制度を、精神障害者保健福祉手帳2級に拡大して欲しい」との強い要望もされました。