【新しい時代。タンデム自転車、公道走行できるようになる!】

タンデム自転車とは、2輪などで2人乗り構造の自転車を言います
埼玉県議会では平成28年6月定例会で、菅原文仁県議(当時)=現戸田市長が「タンデム自転車の公道通行の解禁を求める」問いかけを県警にしています。
私もその時、本会議場にいましたが、埼玉県警察本部長の当時の答弁は、「自転車乗車中に亡くなった方は42人と全国で3番目に多く、また本年も5月末現在で18人と全国で1番多い状況。自転車による交通事故は深刻だ」と、残念ながらにべもないものでした。

しかし、時代が追い付いてきたということでしょうか。公道解禁の波が広がり、現在41都道府県で解禁をされているという実態があります
パラリンピックの競技種目の中に、タンデム自転車走行などパラサイクリングがあることが背景にあるのかもしれません。
また、「タンデム自転車で大きな事故は起きていない」(元長岡市議会議員・藤田芳雄氏)といの報告もあります。

ここに至り、状況が急変しました。埼玉県公安委員会規則が改正され、6月1日公布、7月1日施行。公道通行解禁となったのです。
私の友人である、全盲の市民運動家・嶋恒謹也さんも熱心に実現を訴えられてきた経緯があります。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2948147632135598&id=100008211696066

私は時代の要請に沿った好ましい動きだと感じています。
大阪などでは、視覚障碍者が後ろに乗ってもらうにとどまらず、高齢者などを連れ出すのに、このタンデム自転車が活躍しているとのことです。
もちろん、若い二人、円熟のご夫婦などが乗られても、楽しいドラマが生まれるはずです。

タンデム自転車に試乗する、嶋恒謹哉さん

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