【過去1000年前例なき温暖化】
平田仁子(ひらたきみこ・Climate Integrate 代表理事、ゴールドマン環境賞受賞者 )さんの講演
「気候危機:私たちはどう考え、行動すればよいのか」が、開催され拝聴する。
埼玉自然エネルギー協会などの主催で、場所は浦和コミュティセンターで。
「人類が産業革命を起こし、多くの二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを排出してきたために、大気や海、陸地の温暖化が進み、深刻な気候変動が引き起こされている」
「世界の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながらゆっくり上昇しており、長期的には、100年あたり0.73℃の割合で上昇している。産業革命勃興期からをみると1.09℃上昇した」
「平均気温が上昇すると、海面や地面から蒸発する水分が増加し、大気中により多くの水分が含まれるようになるので、大雨が発生する頻度も高くなる。 大気が含むことのできる水蒸気量は、気温が1℃上昇するごとに約7%増加するため、1.5℃、2℃と上昇すれば、世界各地で今まで以上に激しい豪雨が発生することは、容易に想像できる」
「気候変動対策の便益を語ろう」
「文化や伝統をつなぐ」
「立ち止まらない」
「地域の新たな価値を想像し、地域経済を回らせ、人口減少を防ぐ」
「将来世代に責任を持とう」
それらの言葉は特に私の胸に響いた。