【モンゴルの夢無き子らに光をかざす。林さんの卓話を拝聴して】
最強寒波到来の寒い朝でした。
昼からは、ハミングバーズ代表の林 祥枝さんの熱意ある卓話を、浦和ダイヤモンドロータリークラブで拝聴させて頂きました。外は厳しい寒さなのに、心は温かくなりました。こんな立派な人がいるのだ。と頭が下がりました。
林さんには、福岡県北九州市からお越しいただきました。
▼卓話主旨
最初は「マンホールチルドレン」という言葉さえも知りませんでした。
モンゴルの冬の夜は-40℃にもなります。
経済発展の歪みで一時、7000人以上の子どもたちが路上に捨てられていました。
子どもたちは、比較的暖かいマンホールの中へに逃げ込みました。
約10年間にわたり、大変な思いをしながらもマンホールチルドレンを施設に収容し育ててきたのは、 エレデネ・チュルーン女史でした。
2007年4月、そのエレデネ女史より『経済的に施設の経営が困難を極めているので助けてもらえないか』という依頼が届きました。
ご縁ができた子どもたちをどうにか助けてあげたい。何とかしたい。という強い思いで、日本で、ホストファミリーが立ち上がり、ハミングバーズを結成しました。
ハミングバーズは、モンゴル ダルハン市 児童保護施設「太陽の子どもたち」運営、モンゴル ダルハン市 保育園で貧困家庭の児童60名に対する食糧支援などを続けています。
立派に成長し、世のために働きたいと言う子どもたちもいます。夢を持つ子も増えてきました。
私は、負の連鎖を断ち切らなければいけない。と思っています。
世界の子どもたちで、才能のない子どもは一人もいないのです。
現在の課題は、この支援の継承者づくりです。
文責 浅野目