新井先生が川越盲学校に異動してから4年もたち、毎日往復4時間半の通勤を盲導犬とともによく頑張りとうしたと感心していましたが、既に、御存知の通りこの4月からは、長瀞中学校への夢の異動が実現しました。
昨年7月の東京都障害者スポーツセンターで開かれた総会で、執行部から、これまで通り教育委員会との交渉を8月2日に行う旨の、方針との話がありましたが、私も是まで交渉に参加して、異動は、不可能と感じていました。そこで現在私が在住する草加市で視覚障害者協議会の代表として、平成18年10月から各市町村に厚生労働省が利用料金や時間等を一任した際に市会議員に相談史請願書を提出し、議会では全員の賛成で、通過し埼玉県ないで一番良いガイドヘルプを実現した。8月2日の教育委員会との交渉の後「トップダウンが速いから」議員会館に行き「県議員に力を借りるべきだ」と提案しました。当日予定どうり議員会館に行き「どの政党でも良いので、文教委員の先生と面会したい。」ともうし入れました。たまたま居合わせた民主党の木村議員に面会、その後紹介された浅野目議員にめんかいし、是までの経過を話し普通中学校への異動の実現に力を貸してほしい旨を願いました。すると浅野目議員は、上田県知事とは法政大学の同窓生で親しくもあり、よく分かりましたと、私たちの話を聞いてくれました。その後、10月2日の議会での民主党のいくつかの代表質問の中に、異動にむけて質問することを述べました。その話を聴きながら、会員の尾崎さんは、感動して何度も何度もハンカチで目頭をぬぐいました。参加したメンバー全員も、はじめて手応えを感じたことは言うまでもありません。その後のことは、すでに通信で、報告のとうりですが、10月2日の浅野目先生の歯切れの良い、率直な質問に対し上田知事・島村教育長の非常に前向きな答弁がありました。そのことを聴いて、私は異動が実現することを確信し、胸が熱くなるのを感じ得ませんでした。
総会での私の提案と、その後の活動が実り心からうれしく思っています。
新任校では、盲導犬と共に働く新井先生の後ろ姿で生徒の多くが感動し・障害者との共生を自然に学ぶことでしょう。新たなことは今でも山積みされているでしょうが、教育現場に第2・第3の新井先生が続くためにも頑張ってほしいと期待しています。