任期満了に伴う来年2月の上尾市長選に、同市議の浅野目義英氏(41)が13日、同市内のホテルで開かれた市政報告会で出馬を表明した。現職の新井弘治市長(62)が9月定例議会で再選出馬を表明しているほか、共産党も候補者を模索中だ。
浅野目氏は、市会議長や上尾市政令都市推進協議会長などを歴任。現在、市議4期目で、4市1町の政令市問題に積極的な自民クラブに所属している。
支持者約120人を前に浅野目氏は「市の借金は1000億円を突破した。後世への負担はだれが取るのか」と現市政を批判したうえで、「上尾の政治を一刻も早く良くし、21世紀の幕開けのためにも皆さんのご支援を」と決意を述べた。