浅野目氏が初当選 南9区
自民、民主、共産が2議席を争った南9区(さいたま市浦和区)で、民主新人の浅野目義英氏(48)が初当選を果たした。県庁所在地の浦和区を含む衆院1区は、民主の牙城。県議選でも「県都」を獲得し、事務所に集まった支援者は喜びに沸いた。
浅野目氏は25歳当時、全国最年少市議として上尾市議に初当選。4期目には全国最年少議長も務め、その後は武正公一衆院議員の政策秘書に転じた。
「議会改革」を訴えて臨んだ県議選では、積極的に駅立ちして無党派層に浸透。武正氏の支援者を丹念に回り、民主票を固めることに成功。今回出馬を見送った無所属現職の支持票の一部も獲得した。