ともに二期目を目指す自民・荒川岩雄(六七)と無所属・村上昭夫(六三)の現職二人に、
民主・浅野目義英(四八)、共産・伊藤岳(四六)の新人二人が挑む。

浅野目の動きが活発で台風の目になりそう。

前回のトップの荒川はまだ目立った動きこそないが、
今後、複数のさいたま市議と連動しながら保守票を中心に票固めを図る。
村上は民主の推薦を得る意向もあったが、無所属にとどまった。

前回は民主を含め非自民票の多くを取り込んだだけに、浅野目が出馬すれば激戦が予想される。

浅野目は上尾市議を四期十六年、議長も経験した。
秘書を務めた武正公一衆議院議員(民主、埼玉1区)は浦和区で強く、武正票の取り込みが鍵。
前回次点だった伊藤は二〇〇三年、〇五年の衆院選にも出馬、票の上積みを目指す。