浅野目義英氏
(民主・無所属、さいたま市浦和区)

【質問】
旧労働会館(さいたま市浦和区)の解体について地元住民は騒音、振動対策やアスベスト撤去方法に不安を持っており、解体工事に係る協定書の締結を希望している。
住民の不安を少しでも解消するべきだ。また県から同市へ投げ掛けた解体後の跡地利用について約2年もの時間が経過したが、同市から明確な回答が出ていない。跡地利用が決まらないと住民の不安は払しょくできない。
例えば来館用の駐車場がない県立近代美術館用の駐車場として活用することも考えられる。再度、県での活用を検討してみては。

【倉上総務部長】
解体工事に当たっては住民に丁寧に説明するとともに万全の体制を整え工事を行う。住民説明会を適宜開催し、作業時間や騒音、振動対策やアスベストの撤去方法などについて文書で知らせる。解体後の土地活用は公的な活用を最優先と考えている。住民からは同市に対しコミュニティー施設として活用してほしいとの要望が出されている。

3月に開いた県と市の企画調整会議であらためて市に提案し、現在その後の検討状況を確認しているところだ。「近代美術館の駐車場に」との提案についてはすみやかに調査を行い、同市で活用が見込めない場合には公的活用策の一つとして検討する。