浅野目義英氏(57)
民主・無所属の会③・浦和区
「議会の中を刷新しないといけない」と県民目線の県政改革を訴える。元小学校教員の経験もあり教育問題や県庁周辺のにぎわい創出、防災などに取り組み、トップ3選を果たした。
波乱万丈の政治人生を歩んできた。全国最年少25歳で上尾市議初当選。4期務め、期間中には37歳の全国最年少議長に就任した。41歳で上尾市長選に落選し、7年間の浪人生活を送った。予備校講師、鮮魚店でも働いた。「政治の現場に戻りたい」という思いはずっとあった。2004年から武正公一衆院議員の政策担当秘書を務め、07年県議初当選。「武正さんに拾ってもらった」と感謝する。
10歳年上の上田清司知事とも親交は深い。法政大弁論部の先輩、後輩であり、政治家としての原点に上田氏との出会いを挙げた。大学時代は上田氏と共に全国各地の仲間の選挙活動に奔走。「上田さんとの出会いが大きかった」。目標とする政治家だ。