大宮、上尾、伊奈合併協約委員会規約案に明記
大宮市・上尾市・伊奈町合併連絡協議会の初の役員会が十三日、大宮市内で開かれ、代表幹事に現在の二市一町の議会の議長三人を選出、四市一町の議会議長三人を選出、四市一町同時合併・政令指定都市実現に向け、大宮市との三市先行合併を主張する浦和、与野両市に「積極的な働きかけを行うこと」を規約案に明記した。また、設立総会は七月二日に開くことを決めた。
大宮から八人、上尾から七人、伊奈から六人の代表のほか、新藤享弘大宮市長も来賓として出席。代表幹事には大宮の杉崎詩郎議長、上尾の浅野目義英議長、伊奈の山本重幸議長を選んだ。大宮市議会政令指定都市推進研究会の斎藤斎藤政治会長は相談役となり、二市一町の首町にも顧問就任を依頼する。
規約案では、事業として四市一町合併・政令市実現に向け調査、研究、研修会、講習会を行うことも盛り込んだ。代表幹事となった杉崎氏は「浦和、与野にも四市一町合併について理解いただけるよう話し合っていきたい」と語った。