自民党六区(上尾、桶川市など)支部は六日、役員会代表者会議を開き、次期総選挙六区に元県高齢者福祉課長で
厚生省年金局企画課長補佐の茶谷茂氏(三九)を同党公認で擁立することを決め、同党県連(松永光会長)に推薦した。
これを受け、県連も同本部に対し公認申請を行う方針だ
一方、同じ選挙区で同党から立候補の意思を明らかにしていた上尾市議会議長の浅野目義英氏(三八)は
「挑戦する意思は変わらない」と述べ、無所属でも出馬する意欲を示している。
茶谷氏は、九十二年四月から昨年三月まで、県高齢者福祉課長を務め、現在、大宮市在住。
同党では六区で、すでに決定していた候補予定者が今年一月、出馬を取りやめたことで、新たな立候補予定者を模索していた。
このため、地元市議らから支持を受けていた浅野目氏と新井弘治・上尾市長や地元選出県議らが推す茶谷氏を巡り
一本化のための調整を重ねてきたが不調に終わっていた
六区では、現職の若松兼維氏(新進)と新人の深田肇(社民)、高村雅子(共産)の両氏が、すでに立候補を表明している。