浦和、大宮、与野市の議員でつくる政令指定都市問題等三市議員連絡協議会(三市協)の役員会が十三日開かれ、上尾市、伊奈町の代表を加えた四市一町議員懇話会を設置するとした三市協フレーム部会の答申を了承した。
四市一町懇では非公式に、浦和、大宮は七人、与野五、上尾四、伊奈二という代表が提案されているが、正式な人数や役員などについては二十日の準備会で決められる予定。
大宮は、この懇話会で四市一町合併の話をしたい考え。一方、浦和は上尾、伊奈を将来、確実に合併の相手とすることを保証することで、三市先行合併を実現したい考えだ。
また、かねてから合併に名乗りを挙げていた上尾市は、懇話会設置を歓迎。浅野目義英・市議会議長は、「実現的な合併のメンバーに入るつもりで参加する。ともかく話し合いの場に参加できてうれしい」と話している。