【小さな声でも大きくなるよ】
去年の夏休み、小2だった孫娘が遊びに来た時に「プラスチックストローは使わない方がいい」と投げ掛けたら、「マイクロプラスチックはよくないんだよ」と叫んだ。環境の課題を楽しく話したが、「学校で色々習った」と得意そうに話していた。キチンと学校で取り組まれていることに好ましさを感じた。
上尾市で「サステイナブルフェス2022」
(主催 #生活クラブ上尾支部、#自然食の店なず菜)が開催され、『プラスチック・ストーリー』が上映されるとお誘いを頂き、伺わせて頂いた。
ニューヨーク、ブルックリンの第15小学校5年生のクラスメイトが2年間をかけて、生態系への影響など世界的に大きな問題になっているプラスチック汚染をみんなで学んでいく。
彼らは、海岸などでの調査を通し、問題を研究する学者の話にも耳を傾け、公聴会で提案をするなど、彼らの行動と視点でこの問題の根幹が何かを問いただしていく。
さらに、自分たちの学校やコミュニティーから、プラスチックや発泡スチロールを全廃へのアクションを解決に向けて広げて行くまでの長編ドキュメンタリーだ。
この映画の監督は、環境活動家の佐竹敦子 (Atsuko Satake Quirk) さん。
埼玉県さいたま市ご出身だ。
これまで、日本各地で多くの自主上映会が開催されてきた。
ブルックリンの5年生のクラスメイトは、プラスチックは、社会の問題と気づき始める。
「私たちに出来ることは簡単」
「被害は自分たちに帰ってくる」
「なるべく使用を控えること」
プラスチックゼロ給食を見事に実現させ、彼らはニューヨーク第15小学校を卒業していく。
「このアクションを世界に広げよう」という言葉を残して。