民進党・無所属の会
代表 浅野目 義英
明けましておめでとうございます。
埼玉県生活協同組合連合会を構成される組合員、職員、また関係の皆様におかれましては、お健やかに新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
また、日頃より、私ども埼玉県議会 民進党・無所属の会へのご指導を賜り、そして一方ならぬご支援も頂いていることに対し、深く感謝を申し上げます。
1972年6月27日に埼玉県生活協同組合連合会は、埼玉県内の協同組合が集結し、より良いくらしを実現していくために結成されました。以来長きにわたり、埼玉県内の各生協の事業発展と活動の交流、共通する課題で協同の取り組みを行っておられます。活動は大きく花開き、会員数16生協、会員総組合員数約206万人、会員生協出資金約460億円、会員総事業高約1735億円と成長を遂げられています。埼玉県消費者団体のトップリーダーとして、消費者の権利の確立、原水爆禁止運動、何より食の安全安心の運動に力を注がれていることに、敬意を表させて頂きたいと思います。
昨年は、天候不順が目立ち、また地震が頻発した一年でもございました。脱原発の国民の声は押しつぶされようとしています。非正規労働者でしのいでいる雇用問題、格差社会はより深刻さが前面に出現しています。どんな子供の手の中にもチャンスが収められるはずなのに、資力で人生が決まる世の中となってしまいました。デフレ脱却・安定的な経済成長を実現するために、成長戦略の着実な実施、財政健全化への道筋の明確化などが重要と考えられます。医療崩壊を防ぎ、命が何より大切だとの社会をつくりあげなければなりません。
英国協同組合卸売連合会編1930年版『人民年鑑』に「ひとりひとりはみんなのために、みんなはひとりひとりのために」(Each for All and All for Each)と記されています。引き続き、世のため人のため、今年も暗闇にカンテラを照らしていただけますように、心から伏してお願い申し上げます。私どもも共に切り拓き歩んでゆく決意です。
むすびにあたり、埼玉県生活協同組合連合会ならびに会員生協の今年1年の伸びやかなご発展と、構成される組合員、職員、また関係の皆様のご健康ご多幸をお祈り申し上げております。